TOEICの尿意対策としてオムツを使ってみたら抑止力が発揮された

この記事はオムツと排尿に関することを、結構詳しく書いています。まじめにレビューをしていますが、英語と関係ないと思われる方もいるかもしれません。という事で一応、その旨を最初にお知らせします。

人生やってみないと分からない事が多いので(オムツ)

6月に受けたTOEICの受験レポートを書いたときに、試験中の尿意対策としてオムツを使うのはどうだろう、という話を書きました。

その時は半分冗談、半分本気みたいな気持ちでした。ただ、せっかく英語学習のブログをやっているわけだし、TOEIC用オムツのレポートが誰かの役に立つかもしれない、という気持ちがだんだんと強くなっていきました。

ということで、本日9月11日のTOEIC午後の回を、オムツをして受験してきました。今回はそのレポートをしたいと思います。先に結論を言うと、「オムツをはいて受験はしたが、実際に排尿をすることは無かった。ただ、心理的な安心感につながって、受験中に尿意をほとんど意識しなくて済んだ。よって、抑止力としてオムツを使った意味は十分にあった」という結果になっております。

些末なオムツ情報こそシェアする意味があると信じて

いきなりぶっつけ本番で試すのは、さすがに勇敢すぎます。試験会場で、何かの加減でミスったら、えらいことになってしまう可能性がある。ということで、まずは自宅でおむつを試してみる事にしました。

そんなに大容量のものはいらないだろう、と考えて、上記のオムツをアマゾンで買いました。1200円で17枚入っているので、一枚70円です。これが安いのか高いのか、ちょっと判断が難しいところです。毎日使うとなると結構な出費になるなー、と思いましたが、今はまだ毎日の使用を考える時じゃない。あくまでもTOEIC用のオムツなので、17枚は多すぎるくらいです。このぐらいの数量だと単価のコスパが良かったので、つい多めに買ってしまいました。

オムツもかなり種類があるのですが、上記のものは300ミリリットルの水分を吸収してくれるようです。この300ミリリットルがどの程度のものか、なかなか想像がしにくいと思います。オムツのパッケージには、150ミリ×2回分を想定、と書いてありましたが、一回に出る量の平均値が、150ミリぐらい、という事なのだろうか……。

そもそも、オムツの経験が少ない場合、実際に使うのには抵抗感があると思います。これはオムツをするのが恥ずかしい、という感情の話ではなく、トイレ以外で出すのに体が慣れていない、という心理的抵抗の事です。それがあるので、まずは椅子に座りながら出すことができるのか、それを実験してみました。

想像通り、かなり難しいです。基本的に、体が尿を出そうとしてくれません。オムツがあるので大丈夫と分かっていても、無意識の領域でストップがかかるようです。このような強い意識があるからこそ、大人は夢の中でお漏らしをしないで済むのでしょう。

結果、トイレ以外の場所では、かなり尿意が高まらないと排尿出来ないことが分かりました。恐らく、何度か練習をすれば、少量でも簡単に出すことが出来るようになると思います。ただその場合、副作用として「漏らしやすくなる」みたいなことが起こりそうです。

かなり尿意が高まってから排尿をすると、当たり前ですが、排尿のミリリットル数が大きくなります。お酒を飲む方なら良く分かると思うのですが、膀胱の限界近くまで貯めてからトイレに行くと、かなりの量の尿が排出されます。今回の私の実験では、それぐらいの量を貯めないと、排出の意欲が沸きませんでした(トイレなら尿意が低くても、もちろん出せる)。

そして、この量は300ミリを大幅に超えることが分かりました。つまり、ぎりぎりまで貯めた尿をすべてカバーするには、前述のオムツのキャパシティである、300ミリでは全く足りないということです。

ただもちろん、ある程度尿を排出すれば、途中で止めることも可能です(個人差あり)。私の場合、限界近くまで尿を貯めたとしても、300ミリのキャパシティを超える前に、尿を止めることは可能でした。ということで、試験中に膀胱ギリギリまで尿を貯めたとしても、300ミリリットルのオムツで対応は可能なことが分かりました。

尿の量に関して不安な方は、600ミリ以上のオムツを選ばれると良いと思います。一般成人男性の膀胱の容量が、最大で500ミリリットルぐらいらしいので、それをカバーする能力のあるオムツなら、かなり安心することが出来ます。

実際に使った感じはどうだったのか(今回は抑止力で十分だった)

TOEIC当日は家でオムツをはいて、試験会場に向かいました。ちなみに、男性はオムツをしていても、立ったままでトイレは可能です(それ用の穴は無いが、オムツの柔軟性が高いので対応可能)。オムツのパッケージに記されているように、「まるで下着」そのものです。まったく違和感や不快感はありません。

会場に着いたのち、いつも通り試験開始(説明開始)の直前にトイレに行って、その後、普通に試験を受けました。

これは予想をしていたのですが「オムツをはいているという安心感」によって、尿意がかなり抑制されました。試験中、なんとなく尿意の事は考えましたが、「オムツがあるから大丈夫」と言う感じで、かなり心に余裕が生まれました。結果として、実際に使用をする必要はありませんでした。つまり、抑止力としてのオムツが効果を発揮したわけです。恐らくそうなるだろうな、とは思っていたのですが、予想以上の効果がありました。

ただし、この心理的な効果は、個人の性格に大きく依存すると思います。私の性格上、緊張しているためにトイレに行きたくなる、という要素が大きかったです。また、試験中にトイレに行くわけにはいかない、という状況が、さらに尿意を高めていた可能性がありました。

というわけで、試験で緊張してしまうタイプの方には、オムツの着用はかなりおススメできます。抑止力で済めば、実際に使う可能性も低いわけですから、気軽に試してみるといいと思います。

受験会場の室温が低い場合、実際に使う可能性がある

今回、オムツの大きな効果を確かめる事が出来ました。家にはまだオムツがたくさん残っているわけですし、今後も使っていこうと思います。特に冬場は、心理的な抑止力とは別に、本当に使用する必要に迫られる可能性があります(別の緊張が生まれそう)。

大学の大きな教室でTOEICを受けると、暖房にムラがあったりして、体温調整がなかなか難しい時があります。また、尿意を抑えるために水分を控えるのは、健康にもあまり良くないはずです。というわけで、試験用にオムツを使うというのは、合理的な判断だと思います。デメリットも特にないので、一度試してみるのも良いと思います。