
10月1日以降、レアジョブが大幅に値上げをしました(6380円→7980円)。レビューは値上げ前のものになります。
細かい違いを知っていると賢い選択が出来るはず
私は今まで、5社のオンライン英会話のサービスを試してきました。内容をある程度詳しく知りたかったので、少なくとも1か月以上、それぞれのサービスを利用しました。今回はそれらの総集編として、5社をまとめて比較してみたいと思います。
ちなみに、それぞれの詳しいレビューについても過去に記事を書いています。今回のまとめで興味のあるサービスが見つかったら、是非そちらもご覧ください。私はネイティブキャンプ歴が一番長いので(約9か月)、ネイティブキャンプと比較をする形でレビューを書いています。
とりあえず簡単におススメするならば、
自由な雰囲気が好き・授業を受けまくりたい → ネイティブキャンプ
ある程度真面目な雰囲気でやりたい → DMM英会話
先生から細かく指摘も欲しい → レアジョブ
お金払うから優しく丁寧に接客をして欲しい → QQEnglish
最安値が良い・自由な雰囲気が好き → kimini英会話
という感じになると思います。格安とはいえ、先生の質はどこも悪くありません。ですので、上記の特徴で選んでみるのも良いと思います。ただし、この中でQQEnglishだけはやや料金が高めです。その分、先生方の接客態度が素晴らしいので、お金を払う価値は十分あるとは思います。
詳細を比較してみる(表は簡易バージョンです)
ネイティブC | DMM英会話 | レアジョブ | QQEnglish | kimini | |
料金 (毎日25分コース) | 6480円 (受け放題) | 6480円 | 7980円 | 10980円+ | 6028円 |
教材 | ○良い | ◎とても良い | △普通 | ○良い | △普通 |
先生の雰囲気 | フレンドリー | 先生っぽい | 先生っぽい | 接客最高 | フレンドリー |
予約システム | 予約なしでいつでも行ける 予約する場合は有料 (100円~) | 15分以上前に要予約 予約無料 | 5分以上前に要予約 予約無料 | 5分以上前に要予約 (指名料有り) | 15分以上前に要予約 予約無料 |
通信品質 | ○良い | ◎とても良い | ◎とても良い | ◎とても良い | ◎とても良い |
可能時間帯 | 24時間 | 24時間 | 午前1時から午前6時は不可 | 24時間 | 午前0時から午前6時は不可 |
オススメする対象者 | エンジョイ | エンジョイ&勉強 | しっかり勉強 | 接客大切 | エンジョイ |
先生の質は良くも悪くも大して変わらない(QQEnglish以外)
昨今の経済状況を受けて、オンライン英会話も今後値段が上がっていきそうです。実際に選ぶときには、最新の情報をチェックするようにしてください。すでにQQEnglishは10月からの値上げを発表しています。
この表からも分かるように、QQEnglishは格安サービスとは言えないかもしれません。そもそも、上記の料金は最低利用料金で、ベテランの先生を指名するときには、さらに指名料を払うケースがあります。詳細は個別のレビュー記事を見て頂きたいのですが、この料金の高さはサービスの充実と関係しています。ですので料金だけ見て、すぐに選択肢から外すのは少しもったいないと思います。
逆に言うと、他のサービスは先生の接客がそこまで安定していません。良い先生は多いですが、はずれを引く時もあります。それが料金の安さの理由とも言えます。
結局、どこに違いが出ているのか
特に違いが出るのは、サービス全体の雰囲気と、利用時間帯です。サービスの雰囲気とはつまり、会社が設定している授業の方向性、と言えるかもしれません。楽しさ(フレンドリー)を優先するのか、それとも学習効果(細かいチェック)を優先するのか、単純に言えば、この2つに分けられると思います。
私個人としては、フレンドリーな雰囲気が好きなので、ネイティブキャンプとkimini英会話は好印象でした。DMMとレアジョブは、厳しい先生に当たることがあって、モチベーションが削がれたことがあります。ただ、ここは個人の好みと需要で選ぶべきです。また、どのサービスでも相性が良い先生が見つかることがありますし、その逆もありえます。
そして割と重要なのが、サービスの利用可能な時間帯です。お昼に仕事をしている方は、夜遅くに帰宅することもあるでしょう。その場合、24時間のサービスが便利だと思います。ご自分のライフスタイルに合わせて選ぶ必要があります。
ちなみに、ネイティブキャンプやDMM英会話は、世界中から先生が集まっています(それ以外のサービスはほぼフィリピン人の先生)。ですので、深夜帯には、ヨーロッパやアフリカの先生と出会う機会が多くなると思います。
インドの先生は厳しくて、トルコの先生は超フレンドリー。アフリカの先生は陽気で楽しいけど、通信状態が悪いことが多い、みたいな特徴があったりします(個人の感想)。異文化交流もオンライン英会話の醍醐味なので、そういう要素で選ぶのもアリだと思います。
たくさんお試しして、相性を確かめよう
結局、実際に試してみるのが一番の近道だと思います。どのサービスも無料期間を設けているので、ぜひ気軽に試してみて下さい。個人的には、ネイティブキャンプかDMM英会話が間口が広くて分かりやすい感じなので、初心者の第一歩にオススメ出来ると思います。
ちなみに、外国人の先生は、日本人ほど接客の意識はありません。そっけない態度を取られて、ダメージを受けてしまうこともあるかもしれません。そういう意味では、QQEnglishは接客が本当に素晴らしくておススメです。精神的な意味で、かなり安心してサービスを受けられます。他のサービスとの違いを知る意味でも、一度試してみることをおススメします。
ちなみに私は現在、英語のハノンの勉強に集中するため、オンライン英会話を中断しようと思っています。1年間、毎日25分の英会話の勉強を続けた結果、インプットの勉強も重要だと感じています。ある程度英語のハノンが進んだところで、また復帰する予定です。
格安価格帯だと、「クラウティ」と「産経オンライン英会話Plus」が残っているので、復帰後は、まずはそこら辺をを試してみようかと思っています。その時にはまたレビューをする予定です。
