第321回TOEIC(2023年4月23日)の結果と感想、そして今後の学習方針

リスニングの反響音が酷くて残念だった

まずは結果から。

今回から、TOEICのアビメがネットで参照できるようになりました。点数だけならば、元から試験の17日後に知ることが出来ましたが、アビメも19日後にTOEICのサイトで見ることが出来ます。紙の郵送は今年の11月から廃止になるようです。

今までの点数の推移

リスニング リーディング 合計 備考
2019/3/30(第238回)495450945初めての受験
2019/5/26(第240回)495485980
2022/6/26(第297回)495470965前回から3年ぶり
2022/8/21(第301回)470495970音の反響が酷かった
2022/9/11(第303回)495495990初オムツ&満点
2022/10/02(第305回)480490975リスニング不安
2022/11/20(第309回)495480975オムツ3回目
2023/1/29(第313回)495490985オムツ4回目
2023/2/26(第315回)495480975オムツ5回目
2023/3/19(第319回)490485975オムツ6回目
2023/4/23(第321回)495490985音の反響が酷かった

リスニングについて(音の反響が酷かった)

アビメから考えると、恐らく計4ミスという結果になりました。今回、受験会場の反響音が酷かったので、満点が取れるとは思っていませんでした。4ミスで済んだのはちょっと驚きです。運が良かっただけかもしれません。

試験会場は第315回と同じ、大規模な貸し会議場だったのですが、割り振られた部屋が違いました。前回は200人収容ぐらいの中規模の部屋で試験を受けて、リスニングの音質が過去最高レベルで良かったです(なので同様の音質を期待をしていた)。

しかし今回は、500人以上収容できるような、かなり大きなホールに割り振られました。こちらも天井のスピーカーから音が流れるのですが、天井が高いせいか音の反響が凄かったです。席移動も申請しましたが、反響音に対しては効果無しでした。

ちなみに、席移動を申請したのは500人ぐらい受験者がいる中で、私一人でした。これだと、私一人の聴覚がおかしい、もしくは音に敏感になり過ぎている、というように見えるかもしれません(まるでクレーマー)。

その説明をするために、別に記事を書きました。どうして反響音が酷い会場が存在するのか、そして、なぜ文句を言う受験者がいないのかを、私なりに考えてみました。よろしければご覧ください。

上の記事の結論を要約すると、

複数回受験をしている少数の上級者のみが、反響音を気にしている。だから文句を言ったり、席移動をする人も少ない。よってTOEICの運営は、コストをかけて対処をする必要性を感じていない

という感じです(個人の感想)。試験会場とリスニングの音質に関しては、残念ながら運の要素が絡んでくると思います

リーディングについて

アビメから考えると、恐らくpart6とpart7で合計2ミスです。リーディングの感触は良かったのですが、試験後に一問のミスに気付いたので、満点は厳しそうだな、と思っていました。今後も問題をたくさん解いて、スピードと正確性を高めて行きたいです。

時間配分に関して練習をつんでいます。今回は試験中もかなり意識していて、上手く行きました。特別なテクニックは無いのですが、ちょっとしたコツはあります。

毎度紹介していますが、ハイスピードでpart7を解くために「TOEIC L&Rテスト990点攻略」で学んだ解き方が役立っています。おすすめです。

今後のTOEICに対する勉強方法について(前回と結構同じ)

リスニング対策

細部の聞き漏らし対策を、引き続きやっています

私は最近、音の細部を聞き取る事をテーマにリスニングの勉強をしています。ですが、今回は環境が悪すぎて、結果をなんと評価すべきか分かりません。リスニング能力がまだ未熟なのは確かですが、今回の音質で「全部聞き取れ」というのは酷だと思いました。

今後も酷い会場に当たる可能性はあるので、TOEICに対するモチベーションがやや下がり気味です。ただ、TOEICとは関係なく、リスニングの能力は地道に上げて行きたいです。ですので、音源を徹底的に聞きこむ訓練は引き続きやって行く予定です。

「実践ビジネス英語」のシリーズを、散歩中に毎日聞いています(45分ぐらい)。上記の本は2011年の出版なのでちょっと内容が古いですが、それはそれで勉強になります(禁煙の話題等、当時の時事問題が出てきて面白い)。私は以前、このシリーズを英検1級のリスニング対策に使ったのですが、TOEICの上級者にもレベルがちょうど良いのでおススメです。

ただ、内容的に「実践ビジネス英語」は物語を聞いている感じで、やや英検寄り(リスニングが長文)と言えるかもしれません。一方で、TOEICのリスニングは比較的シンプルで短いですが、素早い理解・判断が求められる印象です。

ですので、TOEICの試験直前は、公式問題集や模試のリスニング音源を聞きこんだ方がいいかもしれません。今回は試験前1週間ぐらいから、公式問題集のpart2・3・4の音源を、散歩をしながら聞きこんでみたのですが、結構良かったです。

リスニングの復習になるのはもちろん、TOEICのリスニングに対して耳が慣れるので、試験本番で集中しやすくなります。本番で感じる焦りも、多少軽減出来ました。

リーディング対策

part5の難問問題集でミスした問題を、収集・復習しています

私はpart5でミスをしたり、気になった問題をリスト化して、ankiというアプリで復習をしています。

かなり手間はかかりますが、自分の苦手分野をしっかり復習して、穴を埋める事が出来ます。結果として、同じミスを繰り返しにくくなります。

part6と7に関しては当面、模試・問題集をたくさんこなす事で対策したいと思います。最近は、公式問題集5と6を今更やってレビューをしました。本番に比べて難易度はやや低めですが、今でも十分使えます。中古だと安く手に入るので、結構おすすめです。

あとはTOEICの問題集として有名な「特急シリーズ」をやり始めました。こちらも中古で安く手に入ります。発行年が古くても、今のTOEICに通用するのか試しつつ、レビューをしました(結論を言うと全く問題無く使える)。

万全を期して試験を受けるためのアイテム(毎回ご紹介)

今回の試験でも、私はオムツをして試験を受けました。40代にもなると、2時間のテストを乗り切るための対策を、いろいろと練る必要があります(主に肉体的に)。そのためのアイテムを揃えるのも、少しだけ楽しくなってきました。現在、TOEIC対策として使っている物をご紹介します。

オムツ尿意対策) おススメ!

試験前の水分制限(尿意対策

冬用インナータイツ(寒さ・尿意対策)気温的にそろそろ必要ないかも。

湿布(腰痛対策

花粉症の薬・目薬

勉強・試験用に度を落としたメガネ(眼精疲労対策)←実験中

試験中に緊張してしまう方に、オムツは特におススメです。

実際に使わないにしても、尿意に対して抑止力になります。

試験用のグッズとして、マークシート用のシャーペンと消しゴムもおススメです。