英語学習を毎日やることは結構辛いけど、なぜ続けた方がよいのか

当たり前だが、誰もが嫌なことを避けて、楽しい事だけをしたい

英検1級の2次試験まであと1週間ほどです。それにも関わらず、モチベーションが低下して勉強をサボりたくなっています。実際、勉強時間が2時間ぐらいになってしまう日もありますし、机の前に座ってyoutubeを見続けてしまう事も多いです。「2次試験に対する不安」「勉強をやりたくないという気持ち」がせめぎ合っています。また不合格になるかもしれないのに、なかなか気持ちがあがってこない。

英語学習を毎日続ける事はかなり苦痛を伴います。それでも続けようとしているのは何故なのか。辛い事をある程度生活に取り入れた方が、他の部分が楽に感じる事が出来るからだろう、と漠然と私は考えていました。だから英語学習の継続は辛いけれど、趣味に適しているはず

そして、それを科学的に説明している良い動画があったので、ご紹介します。

この動画で一番印象的だったのは、「すぐに楽しいと感じることは、代償をともなう」という点と、「辛い事を先取りして置けば、心のバランスを保ちやすい」という点です。そして、どちらもやり過ぎると良くない(中毒化はマズい)ので、バランスを意識して「楽と苦痛」をコントロールする事が大切。ただし、言うのは簡単だが、やるのは至難の業です。

英語学習に置き換えて考えてみます

英語学習をサボるための要素は身の回りにたくさんあります。私の場合、youtubeを延々と見続けてしまう。しかし、動画を見る事はあまり素敵な経験値にはなりません。楽しいけれど何も残らない事が多い。勉強をサボった時間がもったいないし、罪悪感も生まれる。

一方で、毎日適度に勉強をする事は苦痛ですが、終わった後にはささやかな達成感を感じることが出来ます。わずかづつですが、英語力も向上しているはず。定期的に試験を受ける事も、面倒だし緊張を伴います。ただ、良い成績を取れればかなり嬉しいです。酷い成績を取った場合でも、それは上手く行けば、次回へのモチベーションとなります。つまり、試験の不合格も良い意味での苦痛になりうるということです(もちろん、すごくガッカリもするが)。

ということで、英語学習は「楽と苦痛」のコントロールをするための良い道具だと思っています。これは、人によっては楽器の演奏だったり、毎日の散歩でも良いでしょう。要は「辛いけど毎日続けている」ことを生活に取り入れる事だと思います。そして、自分がなぜこれをやっているのかをしっかり意識すれば、サボりたいときの抑止力になるはずです。

「苦痛を自分で選択している」という意識は、かなりの精神安定剤になると感じています。人生には自分ではコントロールできない苦痛や、嫌な出来事が発生します。ですが、日ごろから苦痛に体を慣らしておけば、ある程度の免疫力のようなものが獲得できる。「嫌だけどやるしかないか」という行動の練習が出来ます。しかし、これもやり過ぎると「マラソン中毒」とか「自傷」につながる、と上記の動画で説明があって興味深かったです。

ところで、私は久々に二日連続でビールを飲んでしまいました。最近、プロジェクターが欲しいと思っていて、延々とネットで調べ物をして、勉強時間ゼロの日もありました。一時の快楽に身をゆだね過ぎると、トータルでは楽ではなくなる、ということをもう少し意識したいと思います。

というか、ブログなんて書いてないで、2次試験の勉強をしないと。