英語と日本語が混在するVtuberコンテンツで楽しみながら学ぼう

英語と日本語が混在するコンテンツが、日々増えている

バイリンガルVtuber桐生ココさんのおかげで、言語の壁がかなり崩されている、という話を前にしました。vtuberって何? という方はよろしければそちらも御覧ください。

残念ながら桐生ココさんは引退されてしまったのですが、その意志を引き継ぐかのようなvtuberさんが多くいらっしゃいます。つまり、英語と日本語を上手くミックスして、どちらの言語の視聴者も楽しめるようなコンテンツを作ってくれています。

これらは勉強を目的としたコンテンツとは少し違っていて、だからこそ気軽に見れますし、英語のビギナーにとって良い入り口になるのではないかと私は思います。ということで、その中からいくつか紹介したいと思います。

入門編:桐生ココさんが初心者に手取り足取り英語を教える

こちらはバイリンガルの桐生ココさん(左)が、英語が苦手な大神ミオさん(右)にかなり優しく、ゆるく英語を教えるというコンテンツになっています。お題の英語の例文を、大神ミオさんがなんとなくのイメージで訳して、それを桐生ココさんが添削する感じで話がすすみます。まったく専門的な用語とかは出てこないので、気楽に見ることができるでしょう。

英語が多少解る人ならば、このコンテンツで自分の知識をチェックすることも出来ます。英語が苦手な人でも、大神ミオさんと同じ立場で楽しめるはず。桐生ココさんがかなりゆっくり発音してくれるので、英語がとても聞き取り易いです。英語とは関係なしに二人の会話が面白いので、勉強している感じはあまりしないと思います。オススメ。

初級編:日本在住のネイティブvtuberによるグループレッスン

アメリカ人で日本在住のMori Calliopeさんが、二人の日本人vtuberに優しく英語を教えるというコンテンツ。サポート役として、もう一人ネイティブの方が参加しています。日本人の方々は英語初級者なので、授業の内容はかなり簡単です。ワイワイと楽しい雰囲気で授業が進むので、気軽に見ることが出来るでしょう。これもお勉強感は全くありません。

主催のMori Calliopeさんは日本在住だけあって、日本語をかなり流暢に話すことが出来ます。英語初級者に分かりやすいように、絶妙に英語と日本語をミックスさせながら話が進行していきます。さらに、英語圏の視聴者も楽しめるように、時々ノーマルスピードの英語で説明が入ったりします。ですので、部分的には本格的なリスニングの勉強にもなると思います。加えて、コメント欄に海外の視聴者が英語で書き込んでいますので、それはリーディングや語彙の勉強になるかもしれません(スラングやネット用語がかなり多めだが)。

この動画はシリーズになっているので、気に入ったら他のも見てみてください。

中級編:Mori Calliopeさんのマンツーマンレッスン

初級編ではグループレッスンだったのですが、こちらはマンツーマンレッスンになっています。授業を受けている、日本人vtuberの鷹嶺(たかね)ルイさんは英語力が結構あります。ですので、上記のグループレッスンよりも英語の比率が高めになっています。とはいえ、Mori Calliopeさんが聞き取りやすい発音でゆっくりと教えてくれるので、難易度は決して高くありません。

内容がかなり雑学チックだったりして、面白さ優先な感じですが、むしろこういう方が記憶に残ったりするもんですよね。海外旅行先で、外国の人とちょっと交流したような楽しい感じを味わえると思います。

上級編:英語圏視聴者向けの日本人vtuberインタビュー番組

オーストリア出身(ドイツ語圏)で英語と日本語に堪能なTakanashi Kiaraさんが、日本人vtuberにインタビューをする、という番組。質問の受け答えは日本語で進み、それをTakanashi Kiaraさんがその場で同時通訳して英語圏に伝えていくという、大忙しなコンテンツになっています。

なので、英語自体はほぼネイティブスピードで聞くことになります。ただ、彼女はヨーロッパ出身なので、ネイティブの英語よりもシンプルな英語を使っている印象です。スピードは速めですが、とても聞き取りやすいです。しかも同時通訳が入るので、しっかりと聞き込めばかなり勉強になるでしょう。これも長いシリーズになっているので、何度も聞き流したりすると良さそうです。

メインの教材にはならないかもだけど、スキマ時間に最適

上記はほんの一部で、面白いコンテンツは日々増えています。YOUTUBEの良いところは、コンテンツがどんどん蓄積されて、いつでも好きな時に見れるところですよね。膨大な日英混在vtuberコンテンツの中から、自分が楽しめそうなものをぜひ探して見てください。

ただ、本気で勉強するとなったら結局座学も必要で、単語や文法の暗記をしなければならないでしょう。ですので、スキマ時間にこれらのコンテンツを楽しむのが良い使い方かもしれません。私は他の作業中に上記のインタビュー番組をBGMにしています。

英語学習のモチベーションが下がってきた時にも、これらのコンテンツが、やる気を取り戻すきっかけになるかもしれません。英語で海外の人と、上手く交流が出来るようになりたいな、と思わせてくれますので。オススメです!