elsa speakを始めて約10か月の経過報告(総合スコア92%)

前回から3か月経過して総合スコアが90%→92%に上昇

elsa speak(発音学習アプリ)を始めてから約10か月が経過しました。今までの学習の経過は以下にあります。定期的にレビューしています。

前回レビューをしてから約3か月が経過して、総合スコアが90%から92%となっています。3か月で総合スコアが2%上昇しました。

項目別にみると、前回と比べて、発音が87%→90%、流暢性が86%→91%、抑揚が93%→92%(低下)、強勢の位置が95%→98%、リスニングが97%→97%(変わらず)と変化しました。最近は総合スコアが92%と91%の間を行ったり来たりしています。今までも、かなりゆっくりな道のりでしたが、今後スコアを上げるのはまた難しそうです。

総合スコアを気にしすぎない方が、学習効率は上がるはず

AIの判定は何度でもやり直しが出来ます。ですので、総合スコアをどうしても上げたいならば、100%近い値が出るまで、個々のテストを繰り返すというのも一つの手です。ただそれをやると、一つの課題に膨大な時間をかける事になり、学習の効率が悪くなります

また、同じ単語の「失敗→やり直し」を繰り返す作業は、結構ストレスが溜まります。うまく行かなかった場合、ほどほどのところで切り上げるという意識も、このelsa speakを続けて行く上で大切な考え方だと思っています。

様々な単語や文章の発音をこなして、総合力をじわじわと上げた方が、結局は学習の効率が良くなりそうです。今までの経験から言っても、発音の上達はかなりゆっくり進むように感じています。発音学習に終わりは無さそうですし、あせらず地道に続けて行きたいと思います。

ちなみに最近は、難しい発音に関しては80%それ以外は85%以上を取れたら、次の課題に進むようにしています(ややスピード重視で)。ただ、一回目の発音で85%ぐらいを取れた場合は、少し欲張って90%以上を目指すこともあります。その結果、85%が二度と取れない時もたまにありますけれども……(つまり一回目はまぐれ)。

一日のノルマは課題の数では無くて、時間で設定した方が良いかも

私はアプリのデイリーレッスンという課題を毎日こなしています。これは、アプリが用意してくれた日替わりの課題を、10題こなす形になっています。ただ、結構な量がありますので、10題すべてをこなそうとすると、かなり時間がかかってしまいます

先ほども触れましたが、私は85%以上のスコアを取れたら、次の項目に進むことにしています。ですので、うまく行けば短時間でたくさんお題をこなす事もできますが、たいていはどこかで難しい単語に出くわして、そこで時間を使うことになります。

最近は、時間で言うと30分お題の数で言うと5題を目標にして、そのどちらかに達した段階で、一日の発音学習を終えるようにしています。平均すると5題を20分ぐらいで終える事が多いです。たまにどうしてもクリアしたい難しいお題が出て、30分以上やる感じです。

例えばつい先日、woodとwouldを含む以下のような早口言葉が出題されて、30分かけて77%まで行って諦めた、という事もありました。同時に複数のwood・wouldをクリアするのは、今のところかなりのムリゲーです。

How much wood would a woodchuck chuck if a woodchuck could chuck wood?

(ウッドチャックが薪をくべることができるとしたら、どれくらいの薪をくべるのだろう?)

一日にどれくらいやるかは、もちろん個人の自由なのですが、やり過ぎると消耗も激しいので、気を付けて下さい。「少しづつ毎日やる」のが一番良いと思います。

現在感じている成果と課題

約10か月elsa speakをやって総合スコアが92%になっていますが、先は長いなーという印象です。上達はしているけれど、発音が得意になったとは決して言えません英語のハノンをやっている時に、お手本通り上手く発音が出来て、嬉しく感じる時も結構あります。

ただ油断をすると、すぐに日本人っぽいカタカナ発音をしてしまいます(部分的に)。ネイティブレベルを目指しているわけでは無いのですが、ノンネイティブとして、もうちょっと上手くなりたいよなー、という感じです。未だに改善の余地はたくさんあります

最後に私が苦労している発音や、それなりに改善したと感じている発音を、経過報告として一部ご紹介します。

特に苦労している発音

 /p//b/ /k//g/ の「破裂音

相変わらず難しいです。ワザとらしいほどに音を破裂させても、ダメ出しされてしまう事が多いです。上記の破裂音の後にくる音によって、難易度が変わるので厄介です。あっさり上手く行くものと、そうでない物の差が激しい。理由もなかなかつかみにくい。

/i/と/ɪ/

わりと諦めつつあります。いつか、何かの偶然で解決されて欲しい。

how

なぜか最近苦手になってしまった。howに限らず、a→u(ア→ウ)へなめらかに変化させるのに苦労をする単語が結構あります。

改善したと感じている発音

/w/「work・world・where等」

気合を入れれば行ける。work/world/water等は意識しなくてもOKになってきました。wouldは本当に難しい。ただ、じわじわと上達はしている。

/r/「ready・are・our等」

かなり安定してきました。ただ、単語内に含まれる「r」を初見で見落とすことが多い。また「r」の位置によって発音の難易度が変わるのが辛い。文頭の「r」は結構難しい。

/ʊ/「would・wood・book等」

わりとスピードも重要。ウッドよりもウド。ブックじゃなくてブクぐらいで発音すると良い。

// と/ʒ/

以前はかなり苦労していたが、徐々に上達してきました。特にコツを掴んだ感じでも無いのですが。やはり繰り返しの練習が大切という事だと思います。

発音学習自体を楽しめるようになってきている(ありがたい)

その日の体調や、口や喉のコンディションも、発音の成功率に微妙に影響している気がします。まるで楽器か歌のレッスンをしているようで、やっていて楽しく感じることも増えてきました。このアプリのおかげで、ゲーム的に発音学習に取り組む事が出来ているので、感謝しています。本当におススメ出来るアプリです。

最近、ChatGPTチャットジーピーティー)やAIでの画像生成などがかなり話題になっています。恐らく、近いうちに、英語学習を取り巻く環境もかなり変わるのではないでしょうか。AIを使った英会話なども実現しそうな気がします。elsa speakの経験者としては、かなり期待できる分野だと感じています。

今後もelsa speakを続けて経過報告をする予定です。加えて、AIを使った英語学習についても、何か良さそうなものがあったら試して、レビュー出来たらと考えております。