TOEIC受験用に使っている、マークシート用シャーペンをレビューします

TOEIC受験の時に必ず必要な道具とは

TOEICの受験には、必ず必要な道具があります。公式にも記載がありますが、

受験票(証明写真を添付した物)

写真付きの本人確認書類(免許証やマイナンバーカード)

筆記用具(鉛筆もしくはシャーペン、消しゴム)

腕時計

マスク

となっています。

加えて、私が最近TOEICを受けた際(2022年6月)には、熱中症を予防するために、受験中に水分を取ってもOKでした。これは暑い時期だけの例外的措置だと思いますが、せっかく許されているので、ペットボトルの水も忘れずに持って行く必要があると思います。

私は今までに3回ほどTOEICを受けています。そして、筆記用具と腕時計に関しては、どのようなものを選んだらいいのか、少し思う所があるので、今回はそれについて書きたいと思います。

マークシート専用のシャーペンはTOEICにかなり適している

まず筆記用具ですが、予備を持って行くのを忘れないようにしてください。本番になってシャーペンが壊れた、とかは滅多に無いとは思いますが、予備があると心の落ち着きが違います。消しゴムも2個あると安心です。

そして、私がかなりおススメしたいのが、以下のコクヨのマークシート用シャーペンです。

シャープペンシルの芯は0.5mmのものが多いと思いますが、上記のシャーペンは芯が1.3mmもあります。よって、マークシートが塗りやすいです。

上が1.3mmのコクヨのシャーペンで、下が0.5mmのよくあるシャーペン

価格は160円ぐらいですので、一本持っていても損はないと思います。ぜひ、お試しください。試験中に、これで節約できる時間は本当にわずかだとは思います。ただ、リスニングの時には、そのちょっとの余裕が心強いです(特にpart2)。書き心地もこの値段にしてはかなり良いと思います。

その際にはシャーペンの芯の購入もお忘れなく。TOEICのマークシートに使うだけなら、そんなに芯は消耗しないとは思いますが。ちなみに、マークシート用(1.3mm)のシャーペンは高級品もありますし、コクヨ以外も出しているので、お気に入りを探すのもよいかもしれません。

アナログ式とデジタル式の時計を、TOEIC本番で試してみた結果

TOEICの受験会場に時計が無いケースもあるらしい(私は未経験)

私がいままで受けたTOEICは、すべて会場が大学の教室でした。ですので、その教室の前面あたりに、大型の時計が設置されていました。ですが、会場によっては時計が無いケースもあるようです。ということで、腕時計は必ず持って行った方が良いでしょう。

ただ、私は普段の生活で腕時計を使っていないので、TOEIC用に腕時計を選ぶ段階で、アナログ式にするかデジタル式にするかだいぶ迷いました

ということで、両方買ってみました(両方とも廉価だが、評判が高いモデル)。そして家で模試を解く時やTOEIC本番で、それぞれ使ってみました。結果、どちらかというと私はデジタル式が使いやすかったです。慣れや好みもあると思いますが、デジタル式の方が直感的に、試験の残り時間が計算しやすいと思います。

例えば、上記の写真で言えば、試験が5:00に終わるとしたら「残り7分」という事になります。私の場合は、それがデジタルの方がいくらか掴みやすいかな、という感じです。リーディングの時に残り時間を逆算する、という使い方がメインになると思いますので、それを想定しつつ時計を選ぶと良いと思います。

ただし、TOEIC受験中に時計を見る時には、注意が必要です。試験中に緊張してしまう方は特に、時計を確認するタイミングを工夫する必要があります。

試験中にどの程度時計を見るべきか(見すぎると焦りが生まれるので注意)

模擬試験を家でやってみて、リーディングで時間が余る方は、そもそも時計を見る必要があまり無いでしょう。すべて解き終わったあとに、残り時間を確認するために使う形になると思います。ですが、時間が余らない、もしくは足りない方は、時間の管理が必要になります。しかし、試験の途中で時計を見ると、不必要に焦ってしまう可能性があります。ちなみに、リーディング問題を解くときの、理想的な時間配分としては、

part5 10分

part6 10分

part7 55分

計 75分

と言われています。しかし、上記の時間配分が実現できるのは、かなり実力があって、しかも試験に慣れた人だけです。特にpart5は、少しでも迷いが入ると、10分を簡単にオーバーしてしまうハズです。

part5と6で予想以上に時間がかかってしまった場合、時計を見たくなるとは思いますが、少し我慢することをおススメします。それよりも、すぐにpart7に取り掛かって、効率的に問題を解くことに集中しましょう。そして、問題が180番ぐらい(残り20問ぐらい)に差しかかかったときに、時計を確認してください。

すると、その時点で、残り20問にどれだけの時間を配分することが出来るのかが分かります。塗り絵をするしかない場合でも、どこから塗り絵にするのか、その段階で決めた方が良いと思います。そうすることによって、少なくとも180番までは集中を途切れさせず、正答率を高めることが出来ます。

ちなみに、初級者から中級者の方は、時計を見るタイミングを180番からもっと前倒しにして、170とか175にしても良いでしょう。焦らずに問題を解くために、あえて時計を見ない時間を設けることも、重要な戦略だと思います。一番まずいのは、リーディング問題を解きながら、チラチラと頻繁に時計を確認することです。時間が気になるのは分かりますが、心の平静を保つためには、時計を見る回数はなるべく少なくしたほうが良いです。

カシオのデジタル時計は、安いけど性能が良いのでおススメ。デザインもいろいろあって魅力的。私は普段の生活で、腕時計は全く使わないですけど、妙に物欲を刺激されますよね……。

お気に入りの道具があると、勉強も試験も捗る

TOEICの試験で道具を選ぶとしたら、シャーペンと消しゴム、そして腕時計ぐらいしかないと思います。それだけに、少しでもテンションがあがるような、お気に入りの道具を揃えておきたいところです。筆記用具と腕時計は相性もあると思うので、楽しみながらいろいろ試してみることをおススメします。