第333回TOEIC(2023年9月10日)の結果と感想、そして今後の学習方針

前回と同じで、レトロな教室が試験会場でした

まずは結果から。

最近、TOEICのアビメがネットで参照できるようになりました。点数だけならば、元から試験の17日後に知ることが出来ましたが、アビメも19日後にTOEICのサイトで見ることが出来ます。紙の郵送は今年の11月から廃止になるようです。

今までの点数の推移

リスニング リーディング 合計 備考
2019/3/30(第238回)495450945初めての受験
2019/5/26(第240回)495485980
2022/6/26(第297回)495470965前回から3年ぶり
2022/8/21(第301回)470495970音の反響が酷かった
2022/9/11(第303回)495495990初オムツ&満点
2022/10/02(第305回)480490975リスニング不安
2022/11/20(第309回)495480975オムツ3回目
2023/1/29(第313回)495490985オムツ4回目
2023/2/26(第315回)495480975オムツ5回目
2023/3/19(第319回)490485975オムツ6回目
2023/4/23(第321回)495490985音の反響が酷かった
2023/5/21(第323回)495460955リーディング残念
2023/7/23(第329回)495485980音の反響あり
2023/9/10(第333回)495470965今回

リスニングについて

試験会場は前回と同じ私立高校の古い教室でした。ここでは何度かTOEICの試験を受けています。教室のレトロな雰囲気は良いのですが、建物が古いせいかリスニングの音がこもって聞こえてしまう事が多い会場です。耳に手をかざして、なるべく細部まで聞き取れるようにしました。

アビメから考えると、恐らくpart2で1ミスという結果になりました(前回と同じ)。難易度は標準的だったと思うのですが、やはりリスニングの環境が良くなかったので、推測や消去法を駆使する解き方がメインになってしまいました。

リスニングの環境に関する文句は、以前たっぷりと書きました。当分、改善されることは無いと思うので、本当にTOEICの点数が必要な方は、複数回TOEICを受けてみるのも一つの手です(良い会場に当たる可能性が上がるはずなので)。

TOEICの模試をたくさん解いていると、リスニング問題を「推測や消去法で解く能力」が確実に上がっていきます。英語力よりもテクニックの話になってしまいますが、点数を取るという意味では必要な練習・能力です。特にpart1とpart2は、消去法に慣れていると正解が絞りやすくなって、リスニング環境が悪い状況でも答えを選びやすくなるはずです。

リーディングについて

アビメから考えると、恐らくpart5で3~4ミス、part7で1ミスの合計4~5ミスです。part5を重点的に勉強しているので、この結果は残念です。今後も文法問題は重点的にやろうと思います。part7はまあまあ時間配分が上手く行って5分弱時間が余りました。part5をしっかり見直すために、もう少し時間を余らせたいです。

時間配分が上手く行くと心に余裕を持てるので、今後もスピードには気を配って行きたいと思います。スピード優先でTOEICを解く場合のポイントとして、ちょっと自信が無かったり、時間をかけて検討したい問題をいったん保留にすることが重要です。最後に残った時間を使って、それらの問題にあたると正答率を上げる事ができます。

と言っても、時間配分はなかなか大変です。私も結構苦労をしているのですが、以下の教材が効率よく問題を解くためにかなり役立ちました(ただし上級者向け)。

満点を連続で取るような講師の方だと、15分以上時間が余るという話を読んだり聞いたりしました。やはり見返す時間を増やすことが、ミスを減らすことにつながるのだと思います。

TOEICの受験頻度を下げる事を検討しています

最近、TOEIC満点を目指す為の以下の問題集をやってレビューもしました。とても良い本です。

その中で著者の方が、満点を何度も取る人は「実力は1200点レベル」という話を書いていました。だからこそ、余裕で990点が取れるというわけです。この観点から言うと、例えば現在の私の実力が「965点レベル」なので、運が良くないと990点は取れない、という事にもなりそうです。

ということで、現在の実力でTOEICを毎回受けるのは、満点を取る目的に置いてはコスパが悪いかもしれません(確率は上がるけれども)。例えば「1100点レベル」に実力を上げるまでは、TOEICを受ける頻度を下げようかと思っています。当面は2~3か月に一回の受験でも良いかもしれません。

満点にそこまでこだわる必要も無いのですが、英語力を上げるための目標としては便利ですので、今後も意識して行こうと思います。

今後のTOEICに対する勉強方法について

リスニング対策

細部の聞き漏らし対策を、引き続きやっています

私はここのところ、音の細部を聞き取る事をテーマにリスニングの勉強をしています。音が圧縮・短縮されている部分もしっかり聞き取ることが目標です。最近、徐々にその成果が出ている気がします。自宅のスピーカーで聞く環境ならば、公式問題集レベルのリスニングならば、ほぼ細部まで聞き取れるようになっています。

ただ、試験会場によってはリスニングの音質がかなり下がるので、まだまだ修行の余地があります。ですので、音源を徹底的に聞きこむ訓練は引き続きやって行く予定です。

近く英検1級の試験を受けるので、最近は英検1級の過去問をやっています。リスニングはTOEICと比べると難易度がやや高いですが、めちゃくちゃ難しいわけでもないです。単語レベルがやや高いのと、インタビュー形式の長い音源があるのが特徴です。

TOEICとは出題形式が結構違いますが、話の内容が面白い物が多くて気分転換にもなります。TOEICの高地トレーニング向けの素材としても、まあまあ使えると思います。

ちなみに、英検の直近の過去問は、以下の公式サイトから無償でダウンロードできます。正解・不正解の表記はありますので、試しに解いてみる分には十分だと思います。ただし、問題の解説や日本語訳が欲しい場合は上記の書籍を買う必要があります。

リーディング対策

part5の難問問題集でミスした問題を、収集・復習しています

今回はpart5でかなりミスをしてしまったのですが、引き続き集中して文法問題に取り組んで行きたいと思います。私はpart5でミスをしたり、気になった問題をリスト化して、ankiというアプリで復習をしています。

かなり手間はかかりますが、自分の苦手分野をしっかり復習して、穴を埋める事が出来ます。結果として、同じミスを繰り返しにくくなります。

読解に関しても最近は英検1級の過去問をやっていますが、こちらはリスニングに比べるとだいぶ難易度が高めに感じます。かなりの長文を読む必要がありますし、単語レベルも高いです。文法も難易度が高くて、私の現在の実力だと、完全に意味が取れない時が結構あります。

内容は歴史や自然科学など、面白いテーマが多いです。解いた後で関連情報をwikiで調べたりしています。ただ、こちらは日本語訳が無いと消化不良になってしまう可能性が高いので、書籍は必須だと思います。

万全を期して試験を受けるためのアイテム(毎回ご紹介)

今回の試験でも、私はオムツをして試験を受けました。40代にもなると、2時間のテストを乗り切るための対策を、いろいろと練る必要があります(主に肉体的に)。そのためのアイテムを揃えるのも、少しだけ楽しくなってきました。現在、TOEIC対策として使っている物をご紹介します。

オムツ尿意対策) おススメ!

試験前の水分制限(尿意対策

湿布(腰痛対策

花粉症の薬・目薬

勉強・試験用に度を落としたメガネ(眼精疲労対策

夏場のエアコン対策で、長袖の服・ひざ掛け・腹巻など(冷えに弱い方には割と重要)

会場によって、空調の効き具合が違います。夏場、暑すぎる会場には当たった事は無いですが、エアコンが効き過ぎて寒い事は時々あります。そのために、上着などを持って行くと安心です。

試験中に緊張してしまう方に、オムツは特におススメです。

実際に使わないにしても、尿意に対して抑止力になります。

試験用のグッズとしては、マークシート用のシャーペンがおススメです。